明治43年6月1日に今治市上浦町出身の初代院長、白石徹三医師が今治市金星町に開院しました。
昭和9年、実弟の白石四郎医師が外科医として診療科を立ち上げ、今治市の外科医療を牽引しました。当時の建物は第二次世界大戦で全焼しましたが、地域医療への貢献を目指し、昭和30年4月に本館を、昭和40年8月に旧新館を再建し、昭和44年白石四郎医師が2代目院長に就任しました。
四郎医師は延べ11年にわたり『今治市医師会長』を勤め昭和41年に医師会病院設立、昭和42年に臨床検査センター設立、昭和46年に今治看護専門学校設立に尽力し、今治市の地域医療に寄与致しました。
昭和53年、新館を増築しました。また、昭和56年、白石鬼子郎医師が3代目院長に就任。その後平成12年に現院長の白石三思郎医師が、4代目院長に就任し、糖尿病治療に力を注ぐようになりました。この頃より愛媛大学の先生方の協力を得て、救急医療にも力を入れています。
平成19年には、日本医療機能評価機構認定病院の認定を受け、平成22年4月に糖尿病センターを開設し、栄養指導・生活環境を中心に患者様の個々のライフスタイルに合わせた糖尿病治療・指導が行えるよう体制を整えています。
また、整形外科外来では平成23年7月にスポーツ外来を開設し、小学生から高齢者、またプロスポーツ選手の怪我からの復帰も、リハビリ医と連携をとりながらサポートしています。
平成23年、皆様のおかげで白石病院は、開院100周年を迎えることができました。
これからも地域医療に貢献し皆様に愛される病院となるよう努力してまいります。
白石病院 開院
初代院長 白石徹三