初めての方へ
About us

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外来受診の流れ

1. 受付窓口で受付けをします

受信歴・本日の受診料・診療内容(お薬だけの場合・予防接種・病状説明など)をお伝えします。
※ 初めての方は、問診票を記載して頂きます。

2.診察

診療内容で血液検査や尿検査が診察前に必要な場合はスタッフがお声かけ致します。

3. 検査

診察後必要に応じて各種検査をさせていただきます。

4. 会計

受付でお名前をお呼び出し、診察券をお返しいたします。
正面玄関横の自動精算機でお支払いをお願いいたします。

5. 薬局

お薬が病院で処方されている場合は、領収書を薬局へご提示ください。お薬をお渡しいたします。
お薬を受け取られましたら、すぐにお名前と内容をお確かめ下さい。

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首の痛み・肩こり・手のしびれの治療について

1. 「首の痛み」の治療について

「首の痛み」「肩こり」の原因はさまざまです。その性質・強さ・分布を詳しく診療した後に、精密画像検査を行って正確な診断を行います。
特に画像検査では、独自に当院で開発した三次元MRI/CT重ね合わせ画像(Fusion Image)や、最新のエコーを用いて、「痛みの震源地(病巣)」を探ります。

2. 病名について

「首の痛み」の原因になる病態を、丁寧に鑑別します。
① 椎間板ヘルニア⑤ 靭帯障害
② 椎間板症⑥ 頸椎捻挫(交通事故・スポーツ)
③ 椎間関節症⑦ 末梢神経障害(頭・頸椎・肩関節)
④ 筋疲労・筋挫滅・筋膜炎 
① 椎間板ヘルニア
② 椎間板症
③ 椎間関節症
④ 筋疲労・筋挫滅・筋膜炎
⑤ 靭帯障害
⑥ 頸椎捻挫(交通事故・スポーツ)
⑦ 末梢神経障害(頭・頸椎・肩関節)

3. ブロック注射について

痛みの原因部位(震源地)に注射を行います。
注射(ブロック注射)は大きく分けて4種類あります。
ブロック注射とは、痛みの原因である神経や関節に局所麻酔剤や抗炎症剤をしみ込ませて痛みをブロックさせる方法です。神経の興奮を抑えたり、血流を改善させます。

1. ブロック注射・ハイドロリリース

炎症・腫れや痛みのある部分(筋肉・靭帯・末梢神経・関節)に、神経ブロックやハイドロリリースを行います。

2. 星状神経節ブロック、腕神経叢ブロック
  椎間板周囲ブロック、椎間関節ブロック

椎間板ヘルニアや神経根が原因の痛みに対して行います。

3. 神経根ブロック

上記のブロックで痛みが治まらない場合に行います。半日または1日入院が必要です。

4. 硬膜外ブロック

レントゲン透視撮影で確認しながら、硬膜外腔(背骨の内部-脊柱管内)に薬液を注入します。約3-5分程度で終わります。半日または1日入院が必要です。

4. カテーテルによる神経はくり手術

5. 脊髄電気刺激(Spinal Cord Stimulation)

刺激電極を硬膜外腔に留置します。電気の刺激によって痛みをおさえる手術です(局所麻酔、手術時間1時間~1時間半)。
まず、1回目は「テスト(トライアル)」を1週間入院で行います。このテストで電気刺激の効果を試した後に、「本植え込み」手術(保険適応)を行います。
ペースメーカーのような電気の信号機を臀部皮下に留置します。皮膚の上から発信機の充電を行うことができます。

6. リハビリ

当院で独自に考案した18個のスパイナル・ストレッチを中心に、痛みを和らげる運動療法を行います。希望の方には鍼(ハリ)治療も行うことができます。

7. 診療の特徴

当院最大の特徴は下記の2点です。
① 最新の画像診断
(2008年から開発を続け、世界発の3D神経画像として発表してきました。)
②ブロック注射
大きな手術を回避して、注射を中心とした保存療法で治療します。

8. 治療理念

一般的な肩こりを含めると「首や手」の愁訴は頻度の高いものです。いたずらに多剤内服が長期化すると、その副作用も心配です。
当院では早い時期にブロック注射(局所麻酔薬を神経の周囲にしみこます治療)を介入することで、痛みの悪循環を断ち切ることに重点を置いています。

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腰痛の治療について

1. 当院の腰痛治療について

腰痛の原因は実にさまざまです。その性質・強度・分布を詳しく問診・診察した後に、精密検査を行うことで、正確な診断に努めています。
特に画像検査では、当院で独自に開発した
三次元MRI/CT重ね合わせ画像(Fusion Image)や、最新のエコーを用いて「痛みの震源地(病巣)」を探ります。
治療では、最も痛い場所にエコーを用いた筋膜リリース・神経リリース注射やブロック注射を行います。ブロック注射とは、痛みの原因である神経や関節に局所麻酔や抗炎症剤をしみ込ませて痛みをブロックさせる方法です。神経の興奮を抑えたり、血流を改善させます。

2. 病名について

10-30代の腰痛で頻度の高い以下の病気を、丁寧に鑑別して診察します。
① 椎間板ヘルニア⑤ 靭帯障害
② 疲労骨折・分離症・分離すべり症⑥ 末梢神経障害
③ 椎間関節症⑦ 仙腸関節障害
④ 筋疲労・筋膜性腰痛⑧ 股関節周囲疾患
① 椎間板ヘルニア
② 疲労骨折・分離症・分離すべり症
③ 椎間関節症
④ 筋疲労・筋膜性腰痛
⑤ 靭帯障害
⑥ 末梢神経障害
⑦ 仙腸関節障害
⑧ 股関節周囲疾患

3. 注射治療について

1. ブロック注射・ハイドロリリース

希望の患者には、炎症や腫れのある部分に、神経ブロックや筋肉・靭帯や末梢神経のハイドロリリース、関節内注射を行います。ハイドロリリースとは痛みの部位(末梢神経、筋膜)に薬液を染み込ませ、神経の興奮を抑えたり、血流の改善をはかる注射です。

2. 硬膜外ブロック、神経根ブロック
  洞神経ブロック、椎間板周囲ブロック

椎間版や神経根が原因の痛みに対して行います。

3. 分離部ブロック

分離症で痛みが強い場合に行います。

4. 関節内注射

背骨の椎間関節、仙腸関節、股関節などに行います。

4. リハビリ

10代の腰痛患者には全身の柔軟性・タイトネスの評価を細かく行います。多くの患者で、左右非対称の体の硬さが認められます。体の痛い部分に対して、痛みを和らげる運動療法を行います。鴨川医師が考案した「背骨ストレッチ18」も多用します。

5. 積極的休養日

スポーツによる腰痛の多くは、オーバーユース(使いすぎ・肉体の酷使)が一因のことが多くあります。現在のトレーニング内容の見直しや、週に1-2回の積極的休養日の確認などが重要です。

6. 鍼(はり)治療

希望の方には、鍼治療を行います。

7. 治療理念

肉体の限界に挑むスポーツによる腰痛は、過酷な練習やオーバーユースから生じることが多く、一般成人の腰痛とは異なる治療アプローチが必要です。
10代の患者はそのスポーツに、ときめいている場合が多く、生活の中心であったり、生き甲斐であったりします。患者の痛みや思いをよく聞いて、精密検査による確実な診断を行ったうえで、不安をとりながら、ともに治療を進めます。
腰痛で悩む顔に、笑顔を取り戻せるように努力します。